これから本を読もうという人に、オススメしたいKindle生活

読書

こんにちは。WebアナリストのNakajiです。

実は先日、会社で同じプロジェクトにいた後輩から、
「NakajiさんってKindleつかってますよね?どうですか?」
という質問を受けました。

彼は今年の夏にコンサルティングファームへの転職が決まっていて、それに向けて本を読んで勉強をしたいとのこと。紙の本で読むのがいいか、Kindleがいいのか、他の電子書籍がいいのか、迷っていたそうです。

彼の質問を聞いて、実際にKindleを使ってみないとわからない部分も多いなと思ったので、
今回は、彼と同じようにKindleについて興味があるけど使っていないという方向けに、Kindleでの読書環境について、私自身の経験を交えながらお話したいと思います。

この記事を読めば、きっとあなたもKindleが自分にあっているのか、買うとしたらどの端末がいいのかがわかるはずです。

では早速行きましょう!

そもそもKindleって何?

KindleとはWikipediaによると

Amazon Kindle(アマゾン・キンドル[4])は、Amazon.comが製造・販売する電子書籍リーダー電子書籍電子書籍閲覧再生専用アプリ、または関連クラウドサービスなどの総称である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Amazon_Kindle

とあります。

つまり、Kindleは電子書籍を読む端末のことだけを指す言葉ではなく、Amazonから提供されている、電子書籍サービスの総称ということです。

ですので、今回の記事では、KindleというAmazonの電子書籍サービスと、Kindleの電子書籍リーダーの端末(Kindle Paperwhite, Kindle Oasis)それぞれについてお話していきます。

結論:Amazon Kindleは、現状の読書や勉強環境として最強なので、絶対オススメ

早速ですが、これが私が後輩に対して話をした、Kindleを使ってみた感想です。

実際にKindleを使っていて、Kindleはサービス面でも電子書籍端末としても、非常に満足度が高く、もっと昔から使っておけばよかったと思っています。 

相談をしてきてくれた後輩には、

  • すぐに読みたい情報が手に入る
  • 持ち運びに便利
  • Kindle Unlimitedが神

という風に、ざっくりとした答えだけを話しましたが、改めて自分の中でも「なんでKindleが良いのかな」と自問自答した結果、納得がいく答えがでましたので、私が実際にKindleを使って感じたメリット・デメリットやKindleをおすすめする理由をお話します。

KindleはAmazonで購入可能です

実際に使って感じたKindleのメリット

Kindleのサービス面のメリット

まずはKindleの電子書籍サービスとしてのメリットを見ていきましょう。一般的なその他の電子書籍サービスと共通する点もありますが、Kindleの使い勝手の良さは世界最大手のECサイトであるAmazonをプラットフォームとしているという点が強み担っています

Kindle Unlimitedの調べ物性能が神すぎる

まずは有料のサービスではありますが、AmazonのKindleを語る上で欠かせないのは、Kindle Unlimitedの存在でしょう。

KindleUnlimitedではTARZANやFRIDAYといった雑誌はもちろん、ビジネス書や漫画、小説に至るまで200万冊以上が月980円で読み放題となるサービスです。

もちろん、読みたい本がKindle Unlimitedにあったらそれは幸せなことですが、私がKindle Unlimitedを薦める理由は、必要な情報をすぐに取り出せるプラットフォームであるということです。

皆さんが日常的に値段を気にせずに様々な本を読む方法は、おそらく図書館に行くことでしょう。しかし図書館の本は、新しい本が少なかったり、人気の本は借りられていて予約ということもザラです。また、貸出期間が決まっている上、古本の感じが苦手な方にはあのくすんだような匂いは耐えられないものでしょう。(私も、あの匂いは苦手です)

つまりKindle Unlimitedは、言い換えるならば、月額980円でラインナップ豊富なプライベート図書館を手に入れることが出来るとうことなのです。人気の本がラインナップに並ぶことも比較的多いですし、ほしい本が図書館に行かずともすぐにコスト無しで手に入ります。

私は、仕事や勉強で、すぐに役に立つ(Webよりも正確な)情報を手に入れるには、Kindle Unlimitedが最適解であると断言できます。

それくらいKindle Unlimitedはオススメなのです。

KindleUnlimitedは調べ物にとにかく優秀

情報の入手がとにかく早くなる

またKidle Unlimited以外にもメリットはたくさんあります。
私達が普段の生活で、本から情報を得るためには、

  • 書店に行く→購入→帰宅して読む
  • オンラインショップで本を購入→郵送→読む

と、情報を入手するまでに半日~2日程度の時間が必要です。
これではそのとき必要な情報を手に入れるにはおそすぎる場面も多く、また”いま本を読みたい”という熱量も冷めてしまいます。

しかしKindleを使うと、

  • Amazonで本を購入→すぐに読める

と、情報がほしいその瞬間に、その情報を入手することができます

これは一度体験すると、通常の紙の本を購入することがほぼ無くなるほどの体験で、その体験のためだけでもKindleを使う価値があると私は思います。

一度に何冊も持って歩ける

もうう一つのメリットは、何冊も本を持って歩けるということです。

出先で本を読み終わった時に次の本を読むためには、紙の本だと、複数の重たい本を持ち歩くか、一度家に帰るかです。

しかし、Kindleならいつでも読みたい本を実質無限に持ち歩くことができます。また、仕事で資料集などを使う人もデータの資料集であれば、自席を立つことなく、必要な資料を手に取ることができます。

これは旅行中などでは特に便利に感じる部分で、Kindleなら海外のリゾート島に1ヶ月行くことになっても、いくらでもビーチで読みたい本を読むことだって可能です笑

書籍の価格が安い

電子書籍の本は印刷代や店頭のテナント料がかからないため、紙よりも価格が安く設定されていることが多いです。Kindle Unlimitedで無料になっていないような新作のベストセラー本でも、紙で買うよりもかなり安いことが多いです。

紙の本より50%以上安いこともよくあります。

また、電子書籍限定のセールなどもあり、Amazonでは日替わりセールとして、電子書籍限定でかなりお得に本を買うこともできます。

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Kindleの端末(paperwhite, oasis)のメリット

続いて、Kindleの電子書籍端末のメリットについてお話をしていきます。Kindleでは電子書籍専用の端末が無印、paperwhite、oasisと、大まかに分けて3種類発売されています。それぞれに良さがあります今回は共通して使いやすい点をお話します。

暗いところで読みやすい

普段皆さんが読書をするのは、1日のうち主にどの時間帯でしょうか。朝活として朝読む人もいれば、よる寝る前に読む人もいるでしょう。また、通勤中に読むという人もいるかも知れません。

私は、散歩に出た公園のベンチや夜寝る前にベッドで読むことが多いのですが、紙の本やスマホでの読書はそれぞれの環境だと読むのが難しいことがあります。

例えば紙の本の場合、屋外で読んでいると突然の雨風に弱いですし、夜寝る前はベットライトを付ける必要があります。パートナーがいる場合、ベットライトをいつまでもつけて読書というのは難しいですよね。

またスマホの場合も、日中の陽が当たる場所だとスマホの画面の明るさ(輝度)が足りず画面が見にくいことが多いですし、夜寝る前のベッドだと逆にバックライトが明るすぎてその後なかなか寝付けないこともあります。

その点Kindleの端末は、フロントライトが端末内に埋め込まれているため、明るいところでも暗いところでも、快適に読書を楽しむことができます。また、液晶も読書に最適化された低反射液晶を使っているため、紙の本を読んでいるのと変わらない感覚で本を読めます。

重量が軽く、サイズが小さい

Kindle端末のもう1つのメリットは、重量が非常に軽くてサイズも小さいということです。

例えば、ハリーポッターのハードカバーの単行本のサイズは

  • 縦20.4cm×横13cm×厚さ6cm、重さ788g

これを鞄に入れて持ち歩くと、とてもかさ張るうえに重いですよね?

一方で、Kindle paperwhiteのサイズは

  • 縦16.7cm×横11.6cm×厚さ0.8cm、重さ182g(Wi-Fiモデル)

となっています。

ハリー・ポッターは本の中でもかなり大きな部類ですが、それでもサイズは1/6以下、重さは1/4以下と圧倒的な差です。これが何冊分も入るのだから圧倒的な小ささですよね。

Amazon公式サイトより引用

実際に使って感じたKindleのデメリット

逆に、Kindleを使っていて感じるデメリットもあります。それについては、書籍の役割ごとに紙の本と使い分けたり、iPadを使ったりして不便のない読書生活を送れています

Kindleのサービス面のデメリット

読まなくなった本を転売できない

Kindleは電子書籍のため、書籍を一度購入をして読まなくなってしまっても、古書店やメルカリなどで古本として販売をすることができません。おそらく、Kindleで読書をするうえで一番大きいデメリットだと思っています。

私は普段週に3-4冊ほど本を買うのですが、一度知識として読んだら必要がなかった本や、読み始めたが必要な情報がなさそうな本もその中に1冊くらいは混じっています。そういった場合、紙の本だと古書店やメルカリなどで販売をしてお金に変えることができますが、Kindle(電子書籍)の場合にはそれができないということです。

また、ある程度のベストセラー本だと、メルカリなどでの中古での販売価格と新品の価格がほとんど変わらないような本もあります。紙の本であれば売却することができるため、そういった本であれば実質ほぼ無料で読めるにもかかわらず、電子書籍だと買いきりとなってしまいます。

こればかりは割り切るか、事前に中古市場の価格の調査をして、新品と同程度の価格で売れるのであれば紙の本を買う、というのも手かと思います。

定価\3,600の書籍がメルカリだと\2,500で売れているため、紙の本だと実質\1,500程度で読めることになる。

紙の本のようにパラパラとめくれない

また、Kindleは電子書籍なので、紙の本のようにパラパラとめくって読むことができません。これは、紙の本が好きな人が最もよく言う電子書籍を使わない理由でもあると思います。

私も、漫画などはペラペラとめくれたほうが読み心地が良いと感じますし、実用書などでも記憶に留めるという意味では紙の本のほうが記憶に残りやすいそうです。

読書は電子書籍より紙の本がおすすめ【ひろゆき切り抜き】
国内の最大手掲示板だった2chの創設者のひろゆきさんは紙の本を勧めています

それでも私がKindleを愛用するのは、全ての本を持って行けて、すぐに欲しい本が手に入るからです。このあたりは、紙の本と電子書籍のメリットのどちらを取るかという好みの部分になると思います。

ちなみに私は漫画を読むときは、繰り返し読まないので、紙の本で買ってすぐに売ってしまうか、漫画喫茶などで新刊が出るたびに読んでしまうことが多いです笑

何度も他人に本を貸すことができない

実はKindleの電子書籍はAmazonからの購入後、1冊に付き1回だけ14日間、他人に貸すことが出来るようになっています。

しかし逆に言うと、その制限を超えて他人に貸すことはできません
このデメリットを感じる人はそれほど多くないでしょうが、本を読む楽しみとして貸し借りをしてその本に関する議論ができる、ということもありますので、他人に化す可能性がある本は紙の本を選択したほうが良いかもしれませんね。

電子書籍化されていない本はKindleで読めない

当たり前といえば当たり前ですが、世の中にはまだまだ多くの電子化されていない紙の書籍がたくさんあります。そういった書籍は、PDFというファイル形式でスキャンをすれば取り込みは可能です。(紙の本を郵送すれば数百円でPDFにしてくれるサービスもあります)
しかし、どうしてもKindleで持ち歩きたいという本でない限りは、私は不便ですがその本だけ紙の本で読んでいます

大事なことは、Kindle(電子書籍)はあくまでも読書を豊かにしてくれるツールであり、電子書籍で本を読む事を目的ではありません。なので、Kindleにもデメリットはいくつかありますが、その場合は紙の本のほうが使い勝手が良い場合なので、Kindleと紙の本を場合によって使い分けるようにしましょう。

Kindleの端末(paperwhite, oasis)のデメリット

白黒のため、雑誌や図解の閲覧には向かない

Kindleの端末のディスプレイは白黒であり、フルカラーの本をKindle端末で開くことはできますが、その場合も白黒となってしまいます。その上、画面サイズも最も大きいKindle oasisでも、外寸が15.9cm × 14.1cmなので、細かい文字や図を見ることは苦手としています。

そういった場合は、私はiPadなどのタブレットとの使い分けをしています。iPhoneやAndroidでもKindleのアプリは配信されているため、そのアプリをタブレット端末にインストールすることで、Kindle端末では白黒になってしまうカラーの雑誌や図解などはタブレットで見ることをオススメします。

Kindle端末の強みと弱みを理解し、より快適な読書環境を選択することが大切ですね。

実際に使って感じたKindleのメリットとデメリットのまとめ

改めて、ここでKindleのサービスと端末の、メリットとデメリットをまとめましょう。

実際に使って感じたKindleのメリット

  • Kindle unlimitedがまるでプライベート図書館!調べ物に便利
  • 読みたい本を、熱度が高いうちにすぐに読める
  • 一度に多くの本をコンパクトに持ち歩ける
  • 書籍の価格が安く、セールも多い
  • Kindle端末は暗いところでも読みやすい

実際に使って感じたKindleのデメリット

  • 読まなくなった本を売ることができない
  • 紙のようにパラパラめくって見ることはできない
  • 他人に1度しか本を貸すことができない
  • Kindle端末はカラーに対応していない

私が気をつけているデメリットの解決策

Kindle(電子書籍)はあくまでも読書を豊かにしてくれるツールであり、電子書籍で本を読む事を目的ではありません。なので、その時の状況に合わせて、Kindleと紙の本、タブレットなどを使い分けるとよいでしょう。

どのKindle端末を買うべきか

では、実際に購入するとしたらどのKindle端末が良いのかをお話していきます。

Amazon公式サイトを見ると、Kindle電子書籍リーダーの機能比較が載っていますが、実際の使用感はわからないですよね。私は過去にKindle paperwhiteを使っていて、現在はKindle oasisを使っています。(無印Kindleについては使ったことがありません。防水機能がないのが私にとっては使いにくく)

筆者が使っているKindle端末。paperwhiteは引退後母が使っています

詳細の機能についてはAmazonで最新情報のほうが正確かと思いますので、本記事ではKindle paperwhiteとKindle oasisの実際の使用感をお話していきます

コスパ優先ならPaper White

まずは、初代として使っていたKindle paperwhiteです。

Kindle paperwhiteの使っていて思った特徴は

  • 価格が\12,000~\15,000程度と比較的安い
  • 小さくて軽い
  • 画面が小さい
  • 色調機能がない
  • 物理ボタンがない

といった特徴があります。

画面のサイズは文庫本ほどなので雑誌やPDFの書籍を読むには少し小さいですが、そこはiPadなどと併用することで十分カバーできています。

基本的に、普段紙の本を読むのと同じような環境で読書をする上では、Kindle paperwhiteで十分事足りると思います。

お風呂で使うならKindle Oasis

個人的にpaperwhiteからoasisに持ち替えた理由は、Kindle oasisにしかない物理ボタンがほしかったからです。

Kindleはタッチパネル操作ができるため普段使いではあまり必要はありません。しかし、私はよく湯船に浸かりながら本を読むのですが、水滴が画面につくとタッチパネルが反応しないんです。
そこで物理ボタンがあると風呂で水滴がついていてもページ送りが出来るので快適に本を読むことができます。

その他にもKindle oasisを使って感じたpaperwhiteとの違いは

  • 価格が\29,000程と高い(セールになりにくい)
  • 物理ボタンが付いていて水に強い
  • 持ちやすい(人間工学に基づいた設計らしい)
  • 物理ボタンの分だけ少しかさばる(ボディバッグなどには入らない)
  • 画面が大きくて見やすい

といった感じで、今の私はKindle oasisを快適に使っています

最後に

「Kindleって正直どうなの?」という疑問の答えは得られたでしょうか。

私はKindleを使い始めて、非常に快適な読書環境を手に入れ、今でも月に10冊以上の本を読んでいます。転職した後輩にも、転職祝いでKindle paperwhiteをプレゼントしたところ、非常に喜んでもらえました

皆さんの読書ライフにも、きっとKindleは大活躍してくれると思いますので、是非トライしてみてくださいね。

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